理想の睡眠を手に入れるには

『寝れたと思っても途中で目覚める』
『布団に入ったけれど寝付くのに時間がかかる』人もいるかと思います。
事務系の仕事をしていると中々眠れないようです。

眠れない原因に血流が悪いからだというのです。
血流が良くないために途中で目が覚めたりするのです。

人間にとって睡眠はとても大切なことです。
血流を良くして体をほぐしてゆったり眠れるようにしてみてください。
きっと今までとは違った眠り方ができるようになるはずです。

事務系の仕事をしている人は背中が凝っている

布団に入った後すぐに眠りに落ちてそれがキープできるのが理想です。
このような睡眠を『濃縮睡眠』と呼ぶ方がいるそうです。
しかし、実際は理想の睡眠ができない人がほとんどです。

睡眠の改善に時間を有するのはデスクワーカーです。
改善に時間がかかる原因は‘姿勢が悪いこと’です。
長い事うつむいたままスマホを見たりすることがあります。

また、椅子に座ったままパソコンを使っています。
そうした生活を続けている影響でつい猫背になってしまいます。

肩甲骨周りが張り付いた猫背になると、血の流れが悪くなってしまいます。
血流が悪くなることで深い眠りに入れないでいるのです。
血の巡りが良くなれば、体が解れて眠りに落ちやすくなります。

肩甲骨周りのストレッチ

両手の指先を肩につけた状態で、後ろに肘を回しながら肩を回します。
可動域が広がれば固まっている筋肉が動かせるのです。

20回程回すと血の巡りが良くなり体が温まってくるはずです。
後ろ回しを終えたら前回しもしてみてください。

ゴリゴリという音が聞こえたらコリが解れてきている合図です。
ただ、高い効果を持つので可動域を広め過ぎないように注意して下さい。
こわばりが強い、肩こりが酷い人は無理せずにそっと回して下さい。

タオルストレッチもあります。
手のひらを上にしてからタオルを持ちます。
手首を返し、手のひらを下にしてタオルを巻き込んで下さい。

肩幅に足を広げ腕を上のほうへ伸ばします。
無理をしない程度に行ってください。

ストレッチは無理のない範囲で

肩甲骨周りのストレッチ・続き

次に腕を伸ばした状態で体を横に倒しゆっくり戻します。
そして反対側にもゆっくり倒しゆっくり戻していきます。
無理せずゆっくりと2往復繰り返します。

次に腕を伸ばした状態で腰から上の部位を後ろに向けます。
ゆっくりと無理をせずに左右で2往復して下さい。

次に手のひらを上にしてタオルを持ち、手首を返しタオルを巻き込みます。
後ろ手に縛られた状態で腰から上の部位を後ろに向けます。
後ろ側にある手を無理のない範囲で高く上げます。

理想としては立った状態ですが、無理なら前傾でもいいです。
2回繰り返したら少しだけ早くグッと腕を上げてみてください。

ふくらはぎは『第二の心臓』とも言われています。
血流改善が期待できる運動です。

毎日6回スクワットしてみよう

スクワット運動は、幅広く筋肉を使う運動となります。
背筋・脚・体幹・腹筋をフル活用します。
毎日6回行うことから始めてみて下さい。

濃縮睡眠に繋げるための簡単な運動でもあります。
しかし、やり方を間違えると腰や膝を痛めてしまいます。

足を肩幅または肩幅より少し広く開きます。
そのままゆっくりしゃがんでゆっくり立ち上がります。

しゃがむ時に膝をつま先より出ないようにします。
膝を前に出さないようにして椅子に座るようにお尻を後ろに出します。

腰を反らしたり猫背にならないように、まっすぐにしゃがんで立ち上がります。
しゃがみながらゆっくりと息を吸って立ち上がりながら息を吐きます。
運動とストレッチをぜひやってみて下さい。

毎日6回スクワットしてみよう

まとめ

理想の睡眠を中々取れない人もいます。
濃縮睡眠ができていないのです。
事務系の仕事に就いている人は、特に眠りが浅いようです。

それは、肩甲骨周りがこわばっているからなのです。
デスクワーカーの人達はどうしても猫背になりがちです。

そのため、血流が悪くなり、肩こりなどが酷くなってしまいます。
今回ご紹介したストレッチ法と運動を取り入れてみて下さい。
無理のない範囲で行っていけば、睡眠の質も良くなっていくはずです。