スマートフォンで日常生活に起こる変化

スマートフォンをほとんどのヒトが持っている時代となり、ネット回線やWi-Fiの普及でどこにいてもYouTubeやNetflixなどの動画を気軽に見ることができる時代となりました。

昔は苦でしかなかった長距離の通勤電車でも、スマートフォンに事前に動画をダウンロードしておけばパケットを気にすることなく電車の中で動画を見ることができるので、逆に苦ではありません。

雑誌も隣のヒトに遠慮しながら読む必要もないのです。

つり革で掴んで、空いている片手でスマートフォンを持てたら雑誌も読むことができます。

私たちの生活の中にスマートフォンは、あって当たり前の時代となりました。

スマートフォンが普及して、スマートフォンでマンガや雑誌を読めるデジタル時代になったら紙媒体であるカタログや雑誌が不要になると思われていました。

しかし、実際は、カタログはデジタルカタログよりも紙でできている雑誌タイプを希望するヒトが多かったのです。

その理由は、スマートフォンにあります。

今ではスマートフォンの利用時間でいちばん長いのが、動画を見ることです。

メールや電話でなく、YouTubeなどの動画サイトでしているリアルタイムのLive配信や動画を見ることなのです。

スマートフォンで動画を見ながら、雑誌を読むというスタイルが大半なのです。

動画を見ながら食事をする、Live中にコメントしながら家事をする、という生活スタイルが一般的となりつつあるのです。

そのためスマートフォンで動画を見ることが普通なので家にテレビがない、パソコンのモニターはあるけどテレビが部屋にない、という若者がとても多いのです。

ニュースも気になるものだけを動画で見て、自分に興味がないニュースはスキップして自分の時間を有意義に使うのです。

テレビでしか情報を得ることができる時代が終わったのです。

しかもテレビは、チャンネルによって同じニュースでも内容に若干の偏りがあります。

例えば、Aチャネルでは『中国籍の男性がー。』と報じた内容でもBチャンネルでは『外国籍の男性がー。』と報じることもあります。

そのため、ニュースに関してはその局の傾向がハッキリと現れます。

故に人によってチャンネルの好き嫌いがあります。

地上波だと、限られたチャンネルしかないので自分が好まない局のニュースを見なくてはいけないときもあります。

ところがインターネットには、色々なヒトが書いたニュースが存在しています。

なので自分好み、自分と考え方が近い人のニュースを見ることができます。

また新聞もスマートフォンで読むことができます。

今まで月極で契約していた紙媒体の新聞をスマートフォンで場所や時間を気にすることなく読むことができるので、紙媒体の契約数は減少していても、デジタル版の契約では契約数が伸びています。

しかし、新聞は紙媒体で契約をした方がお得な地域もあります。

新聞はデジタルよりも紙の方が売れて欲しいのが新聞社の本音です。

そのため新聞を年間契約ですると、契約特典として商品券を3千円分くれるところもあるのです。

2年契約したら6千円の商品券をその場でくれるのです。

デジタル新聞ではない、おいしい特典と言えます。

スマートフォンが普及したことで、私たちの日常から昔は必要だったテレビや新聞が姿を消してしまう可能性は少なくありません。

とくにテレビに関しては、テレビよりもパソコンのモニターの方がメリットがあります。

リビングからテレビが消えて、大きなパソコンのモニターで動画サイトやNetflixなどの動画配信サービスを利用するヒトが今後、増えてくる可能性は十分にあります。

またスマートフォンを家電と連携させれることで、外出先からでも家の電化製品を操作することができます。

これからも色々なことができるスマートフォンの存在で、私たちのライフスタイルは大きく変化することでしょう。