日産欧州部門が2世代目ジュークを発表

9月4日に日産の欧州部門で新型ジュークが発表されました。
2010年に発表されたのが初代のジュークです。
Bセグメントの小型のクロスオーバーに該当します。

ドライビングの力強さとスタイリング、インテリアの良さが支持されています。
世界中で100万台を超える販売台数となったのです。

Bセグメントというのは欧州で使われている乗用車の分類法です。
ステーションワゴン・ハッチバック・セダン・クーペ等を包括しています。

デザインにジュークらしさが出ている

新型ジュークのデザインは、日産自動車欧州部門によって行われました。
フロント部分にVモーショングリルと、新しくY字型のデザインを採り入れています。
車体色は富士サンセットを中心に11色となっています。

サイズも全幅1800㎜・全長4210㎜・全高1595㎜となります。
初代と比べてヘッドルーム11㎜・後席膝元が58㎜大きくなりました。
トランクも初代より20%増量の422リットルです。

収納も操作性も利便性が上がり快適になりました。
ドアトリム・ダッシュボードはソフトタッチ素材を採り入れます。

標準装備でモノフォルムスポーティーシートとなっています。
オプションとしてアルカンターラやレザーが準備されるそうです。

ジュークらしさのあるデザイン

新たなコネクト

Nissan Connectという新たなインフォテインメントシステムというのがあります。
Google『Android Auto』Apple『CarPlay』でスマホアプリが表示可能です。
『TomTomMaps&LiveTraffic』へアクセスすることも出来ます。

また、車内Wi-Fiを使えばタブレット端末・パソコンを繋げられます。
無線によるアップデートもされます。
さらに『NissanConnectServices』のアプリも導入されるそうです。

所有者はドアロックをチェックし、スマホでロック・ロック解除ができます。
走る前にもオイル残量やタイヤ空気圧がチェックできるのです。
とても便利な車なのです。

先進運転システムもある

新型には『ProPILOT』というのが搭載されています。
日産のインテリジェントモビリティの3番目となる欧州車です。
プロパイロットそのものはジュークに初採用となります。

加減速制御やステアリングアシストがなされます。
高速道路走行時に速度と車間距離をキープする加減速をするのです。
また、先進運転支援システムを導入します。

交通標識認識・リアトラフィックアラートです。
歩行者・サイクリスト検知機能付き自動ブレーキもあります。
インテリジェント車線インターベンションがあります。

ブラインドスポットインターベンションというのもあります。
車線変更する時に死角に他車がいるのを知らせます。
そして元の車線に戻させるのです。

先進運転支援システム

ターボは1.0リットル直列3気筒

新型に搭載されるのはDIG-Tというガソリンターボエンジンです。
直列3気筒で直噴1.0リットル、117psの最大出力となります。
トランスミッションの組み合わせはパドルシフトの7速デュアルクラッチです。

あるいは6速MTとなります。
スタンダード・エコ・スポーツのドライブモードに切り替え可能です。
また、高い剛性の新プラットフォームを採り入れます。

そして、高強度スチールも使います。
コーナリングの性能や優秀な走行の安定性を実現化させています。
さらに、コントロール性能や信頼性も実現化させているとのことです。

パドルシフトというのは、ステアリングの裏にあります。
3時・9時にあり、中指などでパドルを操作します。

まとめ

日産のジュークに新型が登場しました。
9月4日に欧州部門から発表されたのです。
初代のジュークを所有しているという方もいるかと思います。

新型ジュークにはさまざまな機能や性能が採り入れられています。
これによりさらなる安全性や利便性が高まりました。
ボディサイズも大きくなり、トランクの容量も増えています。

日本で発売されるかは今の所未定です。
もし日本での発売が決まれば人気は高まるはずです。
その時が楽しみです。