今日2019年9月3日は、ファンにとってまちにまったゲームソフトの発売日です。
そのゲームタイトルは『ファイナルファンタジー8Remastered』です。
『ファイナルファンタジー8』は、1999年2月11日に当時スクウェア(現在スクウェア・エニックス)から発売されたPlayStationのゲームです。
ファイナルファンタジーシリーズの8作目です。
『ファイナルファンタジー8』の最大の魅力は、当時の技術としては高画質のムービー、さらにはムービーパートでもキャラクターを移動させることができました。
音楽にも力を注いでおり、ファイナルファンタジーシリーズとしては初の生オーケストラを起用し、主題歌は洋楽チャートで2周連続で首位を獲得した中国出身の香港歌手王菲(フェイ・ウォン)さんが歌った『Eyes On Me』です。
『Eyes On Me』は、第14回日本ゴールドディスク大賞洋楽部門のソング・オブ・ザ・イヤーです。
ゲーム以外にも大きな影響を与えたゲームとなりました。
ファイナルファンタジーシリーズといえばクリスタルを題材にしたものがほとんどですが、『ファイナルファンタジー8』ではクリスタルが一切出て来ず、学園を舞台にしています。
プレイヤーが親近感を持てる様なキャラクターやストーリーが設定されているので、今までファイナルファンタジーシリーズをプレイしたことがないヒトでも気軽に遊べる様になっています。
ファイナルファンタジーシリーズと肩を並べて人気があるのが、エニックス(現在スクウェア・エニックス)が発売しているドラゴンクエストシリーズです。
ドラゴンクエストシリーズは王道RPGですが、ファイナルファンタジーシリーズはファイナルファンタジー7から舵取りを変えて、プレイスタイルが変わり始めていました。
そして『ファイナルファンタジー8』は、従来のファイナルファンタジーシリーズとはかけ離れた新しいスタイルに変わっていました。
『ファイナルファンタジー7』はクリスタルが出てきませんが、代わりにクリスタルに該当するマテリアと呼ばれるものが存在していました。
しかし『ファイナルファンタジー8』では、そういったものがありません。
またタイトルロゴにも主人公のスコールとヒロインのリノアが描かれており、タイトルをパッと見た時に恋愛要素が盛り込まれていることもわかりました。
タイトルロゴを描いているのは、ファイナルファンタジーシリーズには欠かすコトができない天野喜孝ですが、タイトルロゴに2人のキャラクターが描かれていたのも初めてでした。
時代が進み、ゲーム機も進化をしました。
そのため人気のあるゲームは、その時代のゲーム機のスペックに合わせてリメイクされてきましたが、『ファイナルファンタジー8』だけはファイナルファンタジーシリーズで唯一リメイクされなかったのです。
そのため『ファイナルファンタジー8』ファンからは、リメイクが強く熱望されていましたが、一時スクウェア・エニックスから『ファイナルファンタジー8』のリメイクだけは不可能と発表されていました。
しかし長い年月を経て『ファイナルファンタジー8Remastered』が発売される時がやってきたのです。
『ファイナルファンタジー8Remastered』は、キャラクターのモデルが一新されており、主人公のスコールは『ディシディアファイナルファンタジー』の方にキャラクターを合わせています。
そのため『ファイナルファンタジー8』のスコールとは髪型が若干違っています。
また『ファイナルファンタジー8Remastered』は、PS版にあったPS機能を用いた『おでかけチョコボRPG』が削除されています。
『ファイナルファンタジー8Remastered』は、PlayStation4以外にもNintendoSwitch、XboxOne、Steam、と全てのゲーム機で遊ぶことができます。
『ファイナルファンタジー8Remastered』は、DL版のみのなっており価格も2500円と非常に手頃な価格になっています。
キレイになったムービー、一新されたキャラクターモデルによって再び『ファイナルファンタジー8』の感動を楽しむことができます。