新たな惨劇が21年を経て開幕BIOHAZARD RE:2

21年という長い時を経て、多くのファン、ゲームプレイヤーが首を長くして待っていたゲームソフトがついに発売されました。

そのゲームとは、『BIOHAZARD RE:2(バイオハザード アールイーツー)』です。

海外では『BIOHAZARD RE:2』ではなく『Resident Evil2 Remake』というタイトルになります。

海外ではBIOHAZARDシリーズの作品はタイトルが全てResident Evilになります。

Resident Evilは直訳すると「バイオハザード」ではなく「内に潜む悪」になるので、日本のBIOHAZARDとは意味の受け取り方が少し違うかもしれません。

『BIOHAZARD(バイオハザード)』は、1996年3月にPlayStationでCAPCOMから発売されたサバイバルホラーのゲームです。

サバイバルホラーというジャンルを生み出したゲームでもあります。

『BIOHAZARD2』は、『BIOHAZARD』の続編のゲームで1998年に発売されました。

ジャンルは、初代BIOHAZARDにアクション要素を多くしたため、ホラーアクションアドベンチャーとなります。

『BIOHAZARD2』には今後のBIOHAZARDシリーズに欠かすことができないキャラクター、レオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドの2人が主人公となります。

プレイヤーは、2人のキャラクターの中から1人を選んでプレイをすることができ、クリアすると選択しなかったキャラクターの裏ルートが開放され、当時では「表」と「裏」という表現をしていました。

レオン表をクリアしたらクレア裏がプレイできる様になり、クレア表をクリアしたらレオン裏をプレイすることができるので、ボリュームとしてはかなり楽しめます。

『BIOHAZARD RE:2』は、1998年に発売された『BIOHAZARD2』のリメイク作品となります。

ストーリーは『BIOHAZARD2』を忠実に再現していますが、『BIOHAZARD RE:2』では雨というシチュエーションが追加されています。

それは当時のPlayStationのスペックでは再現することができなかった部分ではあります。

『BIOHAZARD RE:2』はPlayStation4、XboxOne、Steam(PC版)という3種類のプラットフォームで発売されました。

『BIOHAZARD RE:2』は残酷表現が少ないCERO D(17歳以上対象)と暴力表現が増しているZversionのCERO Z(18歳以上対象)の2種類があります。

しかし、それとは別に北米版というものが海外では販売されています。

北米版はZversionのCERO Zに該当するのですが、日本版とは異なり暴力表現の他にゴアやグロといった表現がより鮮明になっています。

銃でゾンビを撃てば肉が削ぎ落ち、怪物に胴体を2つに切断されたら内蔵などの臓物がハッキリと見える上に胴体も2つになります。

そういった表現を求めて日本でも北米版を購入しプレイしているヒトも少なくありません。

『BIOHAZARD RE:2』は、他の『BIOHAZARD』作品とは異なりニンテンドーゲームキューブなどに移植はあったものの、リメイクというモノが全く存在していませんでした。

更には最近ではリメイクではないにしても画像をキレイにしたHD版などがリリースされていたのにも関わらず、『BIOHAZARD2』だけはHD版も発売されていません。

当時『BIOHAZARD2』は『BIOHAZARD』の続編でありながらも新作だったために大きな話題を集めたゲームソフトのひとつです。

ゾンビをゲームの世界に広めた作品のひとつでもあり、1998年に発売された『BIOHAZARD2』のCMは、ゾンビ映画第一人者であるジョージ・A・ロメロ監督が実写版を手がけたこともあり、大きな話題になりました。

ジョージ・A・ロメロ監督が手がけた『BIOHAZARD2』のCMはインターネットで検索すれば見るコトができます(2019年1月末現在)。

『BIOHAZARD』シリーズで売上数がいちばん多いのは、『BIOHAZARD 5』です。

2位は『BIOHAZARD6』、3位が『BIOHAZARD2』となっています。

『BIOHAZARD RE:2』は、『BIOHAZARD2』のやりこみ要素も一新されていますが、楽しむことができるようになっています。

『BIOHAZARD』シリーズでは人気の弾の制限がない無限武器シリーズの他にプレイヤーキャラが豆腐になる豆腐バージョンもあります。

当時難しいと思ってクリアできなかったヒトも21年という長い時を経て新たに生まれ変わった『BIOHAZARD RE:2』をプレイすることをオススメします。

現在では、インターネットが普及していることもありネット上には攻略情報などが毎日の様に更新されているので、謎解きなどで詰んでしまっても攻略をすぐに見るコトができます。

ちなみに『BIOHAZARD RE:2』のキャッチコピーは、『この惨劇に喰われるな』です。