1月最後の日曜日は、携帯電話会社は空前の忙しさでした。
その理由は、0円携帯が1月で終了するからです。
携帯電話は飽和状態にあるため他社のキャリアで契約している人の取り合いとなっています。
MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)と呼ばれている他社のキャリアに変えても電話番号が変わらないシステムが日本でも採用されたことで、携帯電話を持っていない人よりも持っている人に対しての割引や値引きが大きくなっていました。
MNPをしたら電話番号は変わりませんが、キャリアメールのアドレスは変わるので再登録する必要はあります。
ドコモで契約をしていた人がソフトバンクにMNPした場合アドレスは、○○@docomoから△△@softbankになります。
メールアドレスだけが引き継ぐことができません。
MNPの次にお得なのが新規契約です。
いちばん得しないのが、そこのキャリアを長年使用しているユーザーです。
MNPや新規なら0円になるのに10年以上契約している人が機種変更しようとしたら端末代だけで5万や6万は当たり前です。
そのため、機種にこだわらずメールアドレスが変わっても気にしない人はMNPをしている人がほとんどです。
0円携帯がなくなったのは日本政府が携帯電話会社に対して携帯電話を安くする様に努力をするよう促したことが始まりでした。
それに対して1月下旬に0円携帯を廃止することを正式に発表しました。
そのため1月最後の土日はドコモからauやソフトバンクにMNPする人が続出し、ドコモだけでなくauやソフトバンクのサービス自体がパンクしていました。
MNPをするためには自分が使っている携帯電話の会社にMNP用の番号を発行してもらわないといけないので、MNPの番号を発行してもらうだけでも1時間待ちが当たり前でした。
そのため店舗によっては営業時間を延長して対応に追われる所も少なくありませんでした。
0円携帯が市場からなくなったコトでこれからの料金サービスがどのように変化するのかが利用者には不安な点ではないでしょうか。