会社で働く社員には、若手もいればベテランもいます。
若い世代の社員は、ゆとり世代として育ってきました。
そのため、会社勤めをしている人はゆとり社員と呼ばれています。
社員として育てづらい世代にも思われています。
ですが、育て方次第で大きく成長してくれるのです。
マネージメントを上手くしていけば立派な社員になります。
今回は、ゆとり社員の育て方についてお伝えしていきます。
きっと参考になるのではないかと思います。
成長するのは楽しい
『ゆとり世代』や『ゆとり社員』という言葉を聞いた事があるかと思います。
ほとんどの人は良い印象を持っていないかもしれないです。
ですが、『ゆとり社員』は育てやすい世代なのです。
ゆとり世代は1987年~1995年生まれの人達です。
ゆとり教育の元で育ってきたわけです。
『ゆとり世代・さとり世代』の印象は根性無しやゆるいといった感じです。
ゆとり教育は失敗したように見られがちですが、学力は向上しています。
暗記をせずに育った為言われた事に対して実行します。
また、自分を見つめ物事を深く考えられるのです。
『仕事を早々に辞めてしまう』『自信はあるが実践には弱い』
こうした考え方は40代以降の人達も言われていた事です。
『ゆとり世代』は死語だが…
現代において、『ゆとり世代』という言葉は死語です。
ですが、かつて言われていた『新人類』と同じなのです。
ゆとり世代が誕生した頃はバブルが崩壊した後でした。
大人達は口を揃えて不景気だと言っていました。
1995年には地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災も起きました。
彼らの耳や目に入る情報はマイナスばかりだったのです。
成長する事の楽しさや社会の面白さを知らずに育っているのです。
会社で仕事をする際は『成長する事は楽しい』と期待を持たせてあげます。
マニュアルをしっかり準備してあげるのです。
そうすれば、グンと開眼します。
彼らの携帯電話・パソコンでの処理能力速度は迅速です。
質問に対しても答えが即座に返ってきます。
ゆとり社員がいれば…
ゆとり社員がいれば、5年・10年後の組織は確実に強くなるはずです。
ゆとり社員達の能力を伸ばせるかが重要です。
また、会社で守っているいい習慣はじっくりと教える事が大切です。
すんなりと受け入れてもらえるような状況を伝統としていくのです。
『さとり世代』は『ゆとり世代』に続く人達です。
2016年度・2017年度に入社した社員達となります。
『ゆとり世代よりも気力ややる気がない』と言われています。
さとり世代は『これがしたい』等の欲求を持っていないです。
欲しい物があれば、量販店に行けばすぐに購入できます。
ネットを使って見つけられて1クリックで送ってもらえます。
多くの情報が溢れている為欲求が薄くなっています。
『さとり世代』『ゆとり世代』と上手く付き合うには…
経営者側は、ゆとり世代・さとり世代社員とどう向き合うかが重要になります。
こうした世代は自信を持てない為石橋をたくさん叩いて渡って来ます。
ですが、このようなやり方では到底上手くはいかないです。
そのような場合は、リーダー又は幹部から答えを与えてあげます。
そうすると、答えが100%でなくとも社員達は実践し始めます。
50%だとしても『100%だから大丈夫だよ』とさせてみるのです。
もし上手くいかなければ『俺のミスだ』と言えばいいのです。
すると、本人は自分のミスにならず安心します。
成功したならその手柄は当然社員のものです。
繰り返したくさん成功体験を積ませれば自信に繋がります。
褒めて伸ばす事が大切なのです。
まとめ
ゆとり世代・さとり世代の人達がよく口に出す言葉があります。
それは『わかりません』という言葉です。
これは『言いたくありません』という意味にもなっているのです。
言いたくない事を聞かれた時に、わからない素振りを見せるのです。
業務工程を見せる時には、その月のゴールを一緒にチェックします。
ひとつひとつの成功を積んでいけるようにするのです。
そうすれば、大きな自信がついて次々仕事をこなしていけるようになります。