ウェアラブル端末と言えば健康管理

『ガジェット警部』というアニメをご存知でしょうか。

『ガジェット警部』は、1990年代にNHK衛生第2テレビジョンで放送されていたアニメなので、若い世代の人はご存知ないかもしれません。

ガジェット警部の登場キャラクターで主人公であるガジェット警部を陰からサポートしている姪のペニーは、腕時計型の通信機を身につけています。

ペニーが付けている腕時計型の通信機はウェアラブル端末で、正にAppleWatchと言っても過言ではありません。

当時『ガジェット警部』のアニメを見ていた子供の多くは、ペニーが身につけているウェアラブル端末に憧れを持ったに過ぎません。

だからこそ、AppleWatchの発表が行われたとき、多くの人がついに『ガジェット警部』の時代がやってきたと感じたのではないでしょうか。

AppleWatchが発売されたことでウェアラブル端末を購入できるようになって、パソコンの時代が大きく変化するのではないかと思っていた人も多いと思います。

ところが、AppleWatchが発売されてウェアラブル端末が身近にあるようになったことで、ウェアラブル端末と言えば健康管理という概念が身に付いてしまいました。

AppleWatchは、身につけているので常に心拍数などを簡単にチェックすることができ、スポーツ中の自己管理に最適と言われています。

そのため、ウェアラブル端末は『ガジェット警部』の様な通信機器としてよりも健康管理のアイテムとして定着してしまい、AppleWatchに特化したゲームやアプリは今現在出ていません。

どちらかと言えば、健康を管理するためのアプリは豊富にあります。

ウェアラブル端末にパソコンの近未来化を期待していた人には、少し残念だったといえるかもしれません。

しかし、AppleWatchはiPhoneと同期しているので、iPhoneをドコに置いたか分からなくなってしまった時、ドコかに忘れてしまったかもしれない、と言った時にAppleWatchを身につけていれば探すことができます。

現時点でウェアラブル端末は健康を目的とした端末になっていますが、将来的にはまだ化ける可能性も充分にあります。