商品を購入したらもれなくついてくる『おまけ』というモノをどういう風に考えていますか?
おまけだからゴミみたいなもの、商品についてきてラッキー程度で絶対に欲しいというモノでもない、なかったらなかったで別に気にしないけどあったら嬉しい、などライト的な軽いモノではないでしょうか。
絶対に欲しい、というモノではないのが『おまけ』ではないでしょうか。
その『おまけ』を巡って、今ユーザーの中で騒ぎとなっているのが『モンスターストライク』というスマホゲームで8月8日から開始したガチャ『モンストサマーリゾート』についてくる『おまけ』です。
なぜなら、この『おまけ』に8月8日からコラボが始まった『化物語』のキャラクターが10連ガチャに含まれているからです。
しかし、問題なのが10連をしたからと言って必ずこの『化物語』のキャラクターが出るとは限らないのです。
しかも、おまけのキャラクターとしては性能やステータスがかなり良く、モンスターストライクをしているユーザーであれば誰もが欲しいと思うキャラクターだからです。
つまりおまけで排出されるキャラクターがガチャキャラクター並みもしくはそれ以上なのです。
しかも、10連したら必ず出るわけでもなければ、何連したらそのオマケが出ると言う排出確率が表示されているわけでもありません。
ユーザーの中で騒ぎとなったのが、このおまけが景品表示法に違反しているのではないか、ということです。
意外と知られていませんが、『おまけ』というものは景品表示法で決められているのです。
『おまけ』が『おまけ』の領域を越えてはいけないのです。
つまり商品よりも価値が上回るものや性能が上になってはいけないのです。
しかし、モンスターストライクの『化物語』のキャラクターはゲームをプレイしているユーザーからすれば、『おまけ』というレベルを遥かに上回っているのです。
そのため、消費者庁が今回の『おまけ』に対してどういう対応をするか気になる点ではあります。