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必見!フォーマットしますか?のエラーメッセージで安易な「YES」は危険

通常、外付けのUSBハードディスクやUSBメモリー、SDメモリーカードなどは、メーカーの工場出荷時に既にフォーマットがされた状態で売られているので、たとえ、初めて使用する時であっても《フォーマットをしてください》というようなメッセージが出てくることは、ありません。

今から10年以上前の初期パソコンではフロッピーディスクが、まだ主流で買ってきてもフォーマットしなければ使えませんでしたが、今ではフロッピーディスクさえ、見ることが珍しくなってしまいました。なので、パソコンを操作する上で、フォーマット作業を行うケースは今ではほとんどありません。

もちろん、最初からパソコンに内蔵されている代表的な記録ドライブであるハードディスクについても同様です。

しかし、突如として、《このディスクはフォーマットされていません、今すぐフォーマットしますか?》または《フォーマットをする必要があります》
などのメッセージがモニター画面に登場して、慌ててしまうことがあります。

この場合、メッセージにつられて【YES(はい)】をクリックしてはいけません。必ず【NO(いいえ)】をクリックし、絶対にフォーマットはしないようにしてください。

というのも仮に【YES(はい)】と答えてしまった場合には、自動的にフォーマットが開始されてしまい、ハードディスク内に保存してある大事なデータが全て消滅してしまいます。安易なフォーマットは仕事上の資料や大切な写真など、全部がまるごと消えてしまうのです。

では、このフォーマットとは何のことなのでしょうか?フォーマットは別名ファイル形式とも呼ばれ、データを記録する上での取り決めのことを指します。例えば、ハードディスクをいくつかに分割して、複数のパーテーション領域を作り、そこにデータを保存できるようにすることを、フォーマットと言います。ウィンドウズなどのオペレーションシステムの種類によって、フォーマットの形式は異なりますが、フォーマットを行った時点で、今まであった保存データは全て消えてしまうのです。

しかし、区切ったパーテーションごとに、種類の違うオペレーションシステムを入れることによって、1つのハードディスクであっても、複数のオペレーションシステムの使用が可能になるという使い方もできます。

仮に、1つ目のパーテーションにオペレーションシステムを、そして、もう1つのパーテーションをデータの専用スペースとしておけば、万が一、オペレーションシステムのトラブルが発生して、動かなくなってしまった場合であっても、データ専用のパーテーションには被害が及ばず、全てのデータが消えてしまうという可能性は、低く抑えることができます。

もちろん、パーテーションを区切っていても、両方消失するケースはあるのですが、通常、論理障害の場合、どちらかのパーテーション情報が消失し、マイコンピュータで表示されないというケースはあっても、ドライブ2つが一遍に認識されないケースは物理障害以外ではほとんどあり得ません。

尚、このファイル形式の取り決めであるフォーマットは、OS毎に違い、複数のOSが存在するネットワーク環境下では、リナックス形式か、またはFAT32形式の外付けハードディスクを使用することが一般的です。

またフォーマットについてですが、現存のWINDOSのオペレーションシステムの場合、NTFS(NT File System)でのみ、フォーマットを行うことが可能です。利便性の高いFAT32(File Allocation Table32)ではフォーマットすることができないので、ご注意ください。

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