携帯電話の2年縛りは排除されるか?

携帯電話やスマートフォンを新規契約もしくはMNP(電話番号は変えずに通信会社のキャリアのみを変更)すると、au、ドコモ、ソフトバンクなど全ての通信会社で2年契約を結ぶことになります。

2年間の契約を結ぶことで毎月、端末代を割引するというサービスがあります。

2年間契約を結んでいたとしても違約金を支払うことで、2年以内でも他のキャリアに異動することはできます。

違約金を支払いたくないのであれば、2年後の契約月に他のキャリアに異動すれば違約金は発生しません。

ちなみに違約金はスマートフォン、携帯電話、どの年代のモデルとかいうこと関係なしに1万円弱です。

仮に2年以内に他のキャリアに異動すると、残っている端末代の請求がくるので、その点も考慮する必要が出てきます。

ところが、この2年契約は契約してから2年が経過した場合、契約月に他のキャリアに異動等をしなければ、自動で2年契約が発生します。

基本的に端末の分割料金は2年で支払い終わることになっています。

なのに、3年目とかで解約やMNPをすると違約金が発生するので、利用者からは不満の声が出ていました。

このように○年契約と設けることで、利用者が他のキャリアに異動しない様にするためにしたもので、通信会社には利益がありますが、ユーザーにとってはマイナスでしかありません。

しかし、先日auがこの2年縛りである2年契約を機種変更や新規契約、MNPをした最初の2年だけと限定し、3年目以降に関しては2年契約を破棄することを発表しました。

このauの発表によってドコモ、ソフトバンクも同じ様に2年契約を破棄する方向に向かうのではないかと言われています。

スマートフォンの時代になってから、端末の性能差や電波状況は端末によって異なってくるので、違約金を気にすることなく自分が好きな端末があるキャリアを選べることは利用者にとってはありがたいです。