課金できるアプリゲームの恐ろしさ

「無料で遊べるスマートフォンゲーム(サイト内で課金あり)」というキャッチフレーズがついているアプリゲームが増えています。

モンスターストライクもそのひとつではありますが、課金ゲームの恐ろしさを先日まで行なわれていたエヴァンゲリオンとのコラボで痛感した人が多かったのではないでしょうか。

エヴァンゲリオンは子供だけでなく大人からも人気が出て、社会旋風を巻き起こしたアニメ作品のひとつです。

そのエヴァンゲリオンのキャラクターをガチャで手に入れることができ、更にそのキャラクターを使ってゲームをプレイすることができます。

しかし、ガチャでキャラクターを手に入れると言っても、必ずしもエヴァンゲリオンのキャラクターが絶対に出るわけではありません。

モンスターストライクのオリジナルキャラクターもガチャで出る可能性はあります。

しかも今回はコラボのキャラクターなのに強いということでモンスターストライクのユーザーがそのキャラクターを求めて何度も何度もガチャを引きました。

1回目のガチャで出る人もいれば10回目のガチャで出る人もおり、中には400回目近くにしてやっと出た、という人もいました。

このガチャを1回引くためにはオーブと呼ばれる玉が5個必要です。

オーブはイベントやクエストをクリアすることで無料で1個手に入れることができますが、課金して買うこともできます。

オーブ1個100円、オーブ175個で9800円で売られています。

175個のオーブを購入すれば、35回ガチャを引くことができます。

ところが35回ガチャを引いてもエヴァンゲリオンの欲しいキャラクターが手に入らず課金してはガチャを引いてまた課金、という悪循環にハマってしまったユーザーも少なくありません。

実際モンスターストライクの攻略実況をしている高校生はエヴァンゲリオンのキャラクターをコンプリートするために10万円以上を使ったコトを言っています。

今回のコラボは多くのユーザーを楽しませてくれた反面、手軽に高額な金額を課金してしまうという恐ろしさもありました。

来月、再来月のクレジットカードの明細を見て真っ青になる人が多いのではないでしょうか。