新作ゲーム実況は購買欲を下げてしまう?

新作ゲームを発売日にYouTubeなどの動画サイトで初見実況をライブ配信する投稿者が増えています。

その理由は、発売日に初見ライブをすれば動画を見てくれる人が多いからです。

エンディングまでぶっ続けでライブ配信をするとなれば、そのゲームの結末を知りたい人ややりたいけど出来ない人、買うかどうしようか迷っている人がライブを見てくれます。

『ファイナルファンタジー』や『ゼルダの伝説』などのロールプレイングゲームとなれば、エンディングに到達するまで数日はかかりますが、『バイオハザード』や『アウトラスト』などのサバイバルホラーとなれば、8時間くらいでクリアすることができます。

そのため、発売日のスグにライブ配信をして発売日にエンディングまでクリアするという投稿者は多いです。

ところが、この発売日に新作ゲームのライブ配信をするということで、買いたいからちょっと配信を見てみようと思って見た人の多くは、そのゲームの購買欲が下がってしまいます。

CMと違う、自分が思っていたのとなんか違う、操作が難しそうで自分にはできない、エンディングを見たら満足してしまった、という意見が多いです。

しかも中にはゲームソフトは買ってはいるけど、ライブ配信をしているからライブ配信を見てからプレイしようと思った人の多くは、ストーリーのネタバレやエンディングを見て面白くないと感じたら購入しているにも関わらずゲームをプレイしません。

ゲームソフトの売上げは年々減りつつあります。

それはゲームをプレイする人口が減っているからです。

その理由は、いつでもどこでもやりたい時に手軽にできるスマートフォンゲームがあるからです。

見方を変えれば、ライブ配信をしている投稿者がいるからこのゲームが発売されたんだ、と知る人もいます。

もしもメーカーが配信を一切禁止にしたら、その新作ゲームの売上げが落ちることを意味しています。