スマホやiPhoneを持っている人の多くが何らかのソーシャルゲームをダウンロードして、プレイしています。
ソーシャルゲームとは、スマートフォンゲーム、アプリゲームのことです。
ソーシャルゲームが普及した背景には、通信料に定額プランが誕生したこと、3分とか5分とかの短時間でも遊ぶことができるゲームがたくさんあること、無料で遊ぶことができるゲームが増えたことなどがあります。
その中でも大きいのが、無料で遊べるゲームが当たり前のようにあることです。
無料で遊べるゲームの多くは、課金を設けていますが、必ずしも課金をしなくても遊ぶことができます。
課金をせずに遊ぶ場合は、色々と制限がついてきますが、課金をすることによってその制限を取り除くことができます。
ゲームを遊ぶために必要なスタミナを回復したり、ストーリーを読むために必要なチケットを回復したりなど、課金することでゲームを続行させることができます。
しかし、ちょこっとだけ遊びたいという人であれば課金をすることなく、スタミナがなくなればスタミナが回復するまで遊ばない、チケットが回復する翌日までゲームをしないという遊び方もできます。
しかしソーシャルゲームの最大の問題点が、お金の回収です。
アーケードゲームなどはソフトを販売することで、その売上げで開発資金や次のゲームの開発に必要な資金を回収することができました。
そのため、作ったゲームが売れなくて資金が回収できなかった場合、次回作が制作されなかったりプロジェクト自体が企画倒れすることも珍しくありませんでした。
ところがソーシャルゲームの場合、資金の回収は課金でしなくてはいけません。
しかもソーシャルゲームは、インターネットを通じて遊ぶゲームなのでサーバーのメンテナンスも常に必要です。
そのため資金回収ができなくなってしまうと、メンテナンスが行われなくなるだけでなく、新しいイベントも開催されません。
そのためユーザーが他のゲームに流れてしまうことも珍しいことではありません。
ソーシャルゲームはいかに必要な資金を回収するかが、重要な課題になってきます。