アプリ開発が失敗して株価が暴落したブロッコリー

乙女ゲームという言葉を聞いたことはありますか?

乙女ゲームとは、女性をターゲットにした、主人公が女性で登場人物の男性キャラと恋をする恋愛ゲームです。

色々なシチュエーションの乙女ゲームがあり、新撰組の男性キャラクターと恋をする「薄桜鬼(はくおうき)」、主人公の女性が作曲家志望となりアイドルを目指す男性キャラクターと恋をしてデビューすることを目指す「うたの☆プリンスさまっ♪」が乙女ゲームの中でもダントツの人気作品です。

中でも、「うたの☆プリンスさまっ♪」は、発売元である株式会社ブロッコリーにとっては主軸の1作品です。

そんな株式会社ブロッコリーが、昨年の秋に「うたの☆プリンスさまっ♪」のアプリゲームを出しました。

ところが、システムダウンする程の人気でアプリとして機能することができずに、約数ヶ月にわたってアプリの配信を延長することになりました。

開発会社もリセットして0からやりなおし、「うたの☆プリンスさまっ♪」のアプリである「うた☆プリアイランド」は2014年の12月31日に2014年度中になんとかiPhone向けには配信することができました。

それに伴い株価も2000円いくのではないか?と株主が期待する様なうなぎ昇り状態だったのにも関わらず、「うた☆プリアイランド」は不具合が続きました。

そして、ついには今までキャラクターが喋っていたのにも関わらずバージョンアップしたことで喋らなくなったために、そういう仕様にと変更をする様な事態にまで発展しました。

もちろん、これらの続きまくっている不具合、仕様変更に対して「うた☆プリアイランド」を心待ちしていたうたプリファンにとっては大問題です。

そして、株価も急落し、一時は持ち直しを見せたのですが「うた☆プリアイランド」の不具合が出る度にダウンダウン。

そして、現在は株のやりとりが監査状態になってしまったため、安値と高値が決まった範囲でのやりとりしかできなくなりました。

こうなってしまった背景には、「うた☆プリアイランド」をダウンロードしたうたプリファンに対してのフォローを一切、行なわなかったためと言えます。

今後、「うた☆プリアイランド」がどの様な影響を出すのか見ていくしかありません。